2022年12月8日満月の意味・最後の満月

満月 1) スピリチュアルな意味

2022/12/8は満月です。

令和4年、2020年最後の満月です。

満月はスピリチュアルな感性が高まる日といわれます。

その中でも12月の満月はいつもとはまた違った意味があります。

では12月の満月いったいどんな意味があるのでしょうか?

そのスピリチュアルな意味を紹介します。

12月8日は事納めの日

もともとは旧暦12月8日に行われ、農作業の終わりの日。収穫の時期が終わり、1年の仕事のサイクルがいったんは区切りがつくことから。12月8日を事納めの日としていました。

現在では新暦12月8日が事納めの日。この日をすぎると年末年始の準備を始めるようになります。

農作業だけでなく様々な仕事も区切りの日とされました。

また、12月8日は針供養の日です。

家庭での針仕事や、職業で針を使う人達が、針を休め道具の手入れをする日。1年間使った針など道具への感謝を込めて行います。

関西では使った針を豆腐やこんにゃくに挿して供養するところもあります。

こうした仕事のサイクルの終わりの日と満月が重なるのは特別な意味があります。

満月は完成、満ちていることの象徴です。

この1年間のことを振り返ってみるよい機会です。仕事、プライベート、人間関係なんでも構いません。この1年間どうだったでしょうか。

ロングナイトムーン(長夜月)

アメリカ先住民は12月の満月を長夜月と呼びました。その影響でアメリカでは12月の満月をLong Nights Moon(ロングナイトムーン、長夜月)といいます。

日本で長夜月といえば満月が美しい旧暦9月のことですが。アメリカや英語圏では12月なのですね。

他の地域では「 the Cold Moon 」や「 Big Winter Moon」という地域もあります。いずれも寒さの厳しい冬、耐え忍ぶ時期の月という意味があります。 

ロングナイトムーンにも日本の事納めの日と似たような意味があります。やはり1年の最後の満月の日なので。この1年を振り返るよい機会なのです。

Long Nights Moonは寒い冬を耐え忍ぶという意味もあるので。この1年の苦労したこと、うまくいかなかったこと、失敗したこと、苦しかったことをなどを振り返って、反省したり新しい発見をするのに良い日です。

ここで大切なのは苦い思い出の苦い感情を思い出すのではなく。何があったのか?何がよくなかったのか?冷静に振り返ることです。

反省がなければ進歩はありませんし、なぜうまくいかなかったのか、何がよくなかったのかがわからないと、どこを変えたらいいのかわかりません。

そして次はどうしたいのか。来年はなにをすればいいのか。あなたは本当は何をしたいのか。冷静に考えてみるよい機会です。

コールドムーン、ビッグウインタームーンという言葉があるように。12月の満月は厳しい冬を象徴する満月です。冬は死と再生のサイクルの中で死を意味する時期。スピリチュアルな意味での死とは、いらないものを手放すこと、あなたにとって不必要なものを手放すことです。

この1年をふりかえってみて、あなたに不必要な者は何でしょうか?いらないものは見つかりましたか?いらないもの、必要なもの、これ以上こだわっても意味のないものを捨てましょう。

12月8日の満月はその決心を後押ししてくれる月。一区切りつけるのによい時期。そんな意味があります。

大雪(たいせつ)の月

12月7日は二十四節気の大雪(たいせつ)が始まる日。季節の「仲冬」にあたります。

大雪はこれから本格的な冬がやってくるという始まりの時期。本格的な冬になって初めての満月が12月8日の満月です。このころから各地で積雪の報告がとどくころです。

自然界は陰と陽のバランスでできています。大雪から冬至にむけてますます陰の気が強くなっていく時期です。

陽がよくて、陰が悪いと思う人がいるかも知れませんが。そうではありません。陰と陽のバランスが大切なのです。

太陽のエネルギーは地上に届きにくくなり、地上での生命活動も停滞している時期。やはりあなたをとりまくスピリチュアルなちからも弱くなりがちに思うかもしれません。でも活発に動くことが必ずしもいいとは限りません。

逆にこういう時期だからこそ落ち着いて考える、冷静になる、感情や衝動に惑われることなく正しい判断ができるのです。

そして12月8日の満月は1年の最後の満月。

1年をふりかえるよい機会なのです。

来年にむけた

冬の次には春が来ます。
気象学的な冬の寒さはこれからが本番。

スピリチュアルな意味でもこれから冬至に向けてはポジティブなエネルギーが停滞して、陰の気が満ちるときです。でも新しい次のサイクルに向けた準備も見えないところで始まっています。

1年をふりかえってみてどうだったでしょうか。来年はこうしたい、こうなりたい。というものがみつかったでしょうか。見つかれば来年はそれにむけて前進。見つからなくても焦ることはありません。冬至や年末もやってきます。それまでに見つけれられるように、意識しておきましょう。

12月8日の満月の過ごし方

掃除・片付け

身近なところでいいので掃除や片付けをしてみましょう。

実際に「捨てる」という動作をするのはとても効果的です。

スピリチュアルは関係ないところでも12月は大掃除の時期です。もちろん生活していくために掃除は必要です。

でも、スピリチュアルな世界では掃除片付けも大雪な意味があります。物を捨てたり片付けたりする行為は、あなたのスピリチュアル部分、運気につながっています。

人間は面白い生き物で体で行ったことが脳に刷り込まれます。しかも体を動かすことは潜在意識にも働きかけることになるのです。

スピリチュアル的には物を捨てるときは、嫌なもの、忘れたいもの、止めたい習慣、クセなどを思い浮かべなら捨てることです。物を捨てる行為と組み合わせることでなぜか心のなかで整理がしやすくなるのです。

体の動きはあなたの意識よりもずっと強力に潜在意識に働きかける道具になります。開運の作法で掃除が大雪と言われるのは、穢を払う意味もありますが。こうした意味もあるのです。

そしてスピリチュアルな部分に影響を与える満月の日におこなうと。いつもよりも潜在意識に届きやすくなるかもしれません。

瞑想

スピリチュアルな力を高めるには気づきの力を高めるのが一番です。

そのための方法が瞑想です。

静かなところで楽な姿勢になって心を落ち着けてみましょう。

目を閉じて心を落ち着け、ただあなたのはく息だけに注目してみる。

最初は雑念ばかり浮かびますが、雑念が浮かんでもかまいません。

「そういうものがある」「でもそれだけ」「だから何」とわりきればいいのです。それ以上深く考えることはありません。

またあなたの呼吸に意識を向ければいいのです。

月のあかりが見えるところならもっとよいです。

 

パワースポットに行ってみる

せっかくスピリチュアルなエネルギーが高まるなら。もっと沢山のパワーをいただきたい。と思う方もいるかもしれません。せっかく来年にむけた目標をたてるなら、神様仏様にも証人になってほしいものですよね。

そいうわけで神社仏閣やパワースポットに行ってみましょう。

でもただたんに神様にお願いに行くのではありません。何を反省して、何を止めたいのか。来年はどうしたいのか。何をもとめているのか。なにをしようとしているのか。ひとつでもいいので具体的な目標をたてて報告してみましょう。神様はあなたの心の立会人です。

でもせっかく行くなら12月8日のパワースポットにぴったりな場所があります。

月の神様仏様をお祀りしてある所

満月は月の力が強くなる日。それなら月の神様仏様もご利益がありそう。
というわけで近くに月の神様仏様がお祀りしてあるところがあるなら参拝してみましょう。

月の神様仏様とは。
 月読尊(つくよみのみこと)。
 月天、月光菩薩など。

です。

もちろんなければ地元の氏神様・産土神様でもいいですよ。専門分野に関係なく、氏神様の役割は万能ですから。

 

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